スキー用語の手話

 

技術スキー 技術種目 パラレルターン
■意味
選手の滑りをテクニック面、エレガント面で総合的に点数(ポイント)で評価する競技
■意味
大回り、小回りなど、滑る課題を選手に与える
■意味
2本のスキー板を平行に揃える
■動作説明
①握った左手首上で、右手2本指「人差指、中指」を揃えて軽く2回たたく。
②両手人差指の背側を下に向けて、両脇から前に出す。
■動作説明
①握った左手首上で、右手2本指「人差指、中指」を揃えて軽く2回たたく。
②左手のひらの上で、右手を2方向に向けて小刻みに向きを変える。
■動作説明
①「ぱ」の指文字を大きく表現する。
②「う」の指文字で、時計の12時から6時方向に向かって半弧を描く。
 ターン カービング
   
 ■意味 荷重、角付、回旋等によってスキー板を進行方向へ曲げていく  ■意味 スキー板をずらさないように雪面に食い込ませて切れ味を生むターン技術
 ■動作説明 「う」の指文字で、時計の12時から6時方向に向かって半弧を描く。  ■動作説明 両手をスキー板に見立てて、右脇から前方に向けて弧を描くように滑らせる。
   大回り  中回り  小回り
     
■意味 大きく回るターン(おおよそ8~15m位の幅) ■意味 大回りと小回りの間くらいのターン(おおよそ4~8m位の幅) ■意味 小さく回るターン(おおよそ2~4m位の幅)
■動作説明 ①指文字の「む」で、左から右へ移動させる。 ②「う」の指文字で、時計の12時から6時方向に向かって半弧を描く。 ■動作説明 ①左手の親指と人差指と右人差指で「中」の字型を作る。 ②「う」の指文字で、時計の12時から6時方向に向かって半弧を描く。 ■動作説明 ①左手人差指が右手人差指と中指の間に入るように右手を軽くおろし、「小」の字型を作る。 ②指文字の「う」で、上から下に向かってくねくねとおろす。
 フリー滑降  バーン  コース
   
■意味
小回り、中回り、大回りを組み合わせてバランスよく滑る
 ■意味
斜面(エリア)
 ■意味
競技に使われる斜面(エリア)
■動作説明
①両手こぶしをひじを使って交互に上下させる。
②曲げた右腕のひじを勢いよくのばす。
 ■動作説明
両手の甲を上向きに開いた状態で左手をそのまま残し、右手を斜め下に移動させる。
 ■動作説明
道幅に見立てた向かい合わせた両手をまっすぐ前に出す。
斜面(緩斜面) 斜面(中斜面) 斜面(急斜面)
■意味
斜度が緩やかな斜面(エリア)
■意味
斜度が普通の斜面(エリア)
■意味
斜度が急な斜面(エリア)
■動作説明
両手の甲を上向きに開いた状態で左手をそのまま残し、右手を前方に水平に移動させる。
■動作説明
右手のひらを下に向けながら斜め下に移動させる。
■動作説明
右手のひらを下に向けながら下に移動させる。
整地 不整地 人工ウェーブ
■意味
斜面(エリア)が圧雪車もしくはデラかけによって平坦に整備した状態
■意味
斜面(エリア)がコブ状態になっている、もしくは踏み荒らされた状態
■意味
連続した小高い波状の山が人工的に作られた状態
■動作説明
開いた右手のひらの上を滑らせるように、左手を水平に移動させる。
■動作説明
全指を下に曲げた状態の両手で、小さな山を作るように交互に斜め下に移動させる。
■動作説明
①両手のこぶしを上下に2回軽く「トントン」するしぐさをする。
②両手で連続した山を作り、そのままウエーブを作りながら前に移動させる。
新雪 悪雪 アイスバーン
■意味
降雪直後の積もったばかりの柔らかい雪(パウダー)
■意味
くされ雪、ベタ雪のように滑りにくい状態の雪
■意味
雪質が氷のように固くしまっている斜面(エリア)
■動作説明
①すぼめた両手をぱっと前に出して広げる。
②両手のひらをくっつけた状態で左手はそのままにし、右手を上にあげる。
■動作説明
①右手人差指で鼻をこするようなしぐさで、下に振りおろす。
②指先を伸ばした状態で、両手の親指と4指を交互に閉じたり開いたりする。
■動作説明
①右手3指を軽く折り曲げた状態で、下に振りおろす。
②両手の甲を上向きに開いた状態で左手をそのまま残し、右手を下に移動させる。
前走 ローテーション スタート
■意味
競技開始前に試走するまたは模範のスキーヤー
■意味
競技毎に順番を替える
■意味
競技の開始
■動作説明
①右手人差指を左肩にぽんと当てる。
②両手の人差指を同時に立たせた状態で左手を残し、右手を斜め前方に移動させる。
■動作説明
両手の人差指を向かい合わせた状態で、糸を巻くように回す。
■動作説明
開いた左手を前に突き出した状態で左手のひらに右手を立て、まっすぐ右手を前に出す。
ゴール スタート旗 審判
■意味
競技の終了
■意味
競技開始時に振る旗(フラッグ)
■意味
技術スキー大会で、選手の滑りを評価(ジャッジ)し点数(ポイント)をつける人
検定員の資格を持っている人がこれにあたる
■動作説明
前に向けた両手の人差指を、手首を支点にして互いに向かい合わせる。
■動作説明
①開いた左手を前に突き出した状態で左手のひらに右手を立て、まっすぐ右手を前に出す。
②左手人差指に右手のひらをつけて「旗」になるような感じで揺らす。
■動作説明
親指を立てた両手を胸の上部から下におろす。
主審 点数表(板) 5審3採
■意味
3人もしくは5人で構成される審判団の責任者
■意味
審判が評価(ジャッジ)する点数(ポイント)を表示させる板
■意味
5人の審判が出す点数(ポイント)のうち、最高得点と最低得点を除いた残りの点数の合計をその選手の点数とする
■動作説明
①親指をたてた右手を上にあげる。
②親指を立てた両手を胸の上部から下におろす。
■動作説明
①3指を立てた両手を軽く2回ぶつけ合う。
②両手で得点表の板を左右に引っ張るようなしぐさをする。
■動作説明
①5指を広げた左手のうち、3指を右手で握りながら右手を右方向に動かす。
②右手の3指を立てる。
 コントロール  転倒  リカバリー
     
 ■意味
スキー板を操作する
 ■意味
競技中にバランスを崩して転ぶ
 ■意味
競技中にバランスを崩しても転倒せず直ぐに元の状態に戻る
 ■動作説明
両手の親指と人差指でひもを持つような感じで、交互に前後させる。
 ■動作説明
①左手のひらの上に右手2指を立てる。
②右手2指をそのまま倒れるように落とす。
 ■動作説明
①左手のひらの上に右手2指を立てる。
②右手2指をそのまま倒れるように落とす。
③ ②を逆の動作で、左手のひらの上に右手2指が立つように戻す。
 リズム変化  浅回り  深回り
     
 ■意味
ターン弧の深さや滑走スピードにメリハリ(強弱、緩急)をつける
 ■意味
左右のターン弧の幅を浅く取る。緩、中斜面でスピードをあげたいときに良く使われる滑走技術の一つ
 ■意味
左右のターン弧の幅を深く取る。中、急斜面でスピードを抑えたいときに良く使われる滑走技術の一つ
 ■動作説明
①手拍子を打つ感じで、手を軽く2回打つ。
②人差指を立てた両手を2回交互させる。
 ■動作説明
①両手のひらを向かい合わせて両側から間を狭める。
②両手をスキー板に見立てて、右脇から前方に向けて弧を描くように滑らせる。
 ■動作説明
①両手のひらを向かい合わせて左右に開く。
②両手をスキー板に見立てて、右脇から前方に向けて弧を描くように滑らせる。
 谷回り  山回り 切り替え
  
■意味
ターン弧の前半部分にあたり、スキー板は横方向から谷向き(フォールライン)へ向かう
  ■意味
ターン弧の後半部分にあたり、スキー板は谷向き(フォールライン)から横方向へ抜ける
■意味
右ターンと左ターンもしくは左ターンと右ターンを繋ぐ部分。切り替えの部分では身体の重心が移動する「重心移動」や「クロスオーバー」が行われる
■動作説明
「う」の指文字で、時計の12時から3時方向に向かって弧を描く。
 ■動作説明
「う」の指文字で、時計の3時から6時方向に向かって弧を描く。
■動作説明
①右手2本指「人差指、中指」を揃え、右脇から半弧を描くように前方に滑らせる。
②体の手前で、右手人差指と中指をそのまま180度ひっくり返す。
③右腕をひねらせながら再び半弧を描くように前方に向けて滑らせる。
クロスオーバー 舵取り
 
 ■意味
ターンの切り替えにおいて身体の重心を右から左へもしくは左から右へ移し変える。これにより、スキー板の進む方向に対して身体の重心の進む方向が交差する
 ■意味
スキー板に圧をかける量、もしくは角付けの大きさでターン弧の大きさや滑走スピードを調整する
 ■動作説明
①左手の甲に親指を立てた右ひじをのせる。
②親指を立てたまま、右ひじを前に押し倒す。
 ■動作説明
右手の甲を上にし、右脇から前方に向けて弧を描くように滑らせる。
スタンス 前傾 後傾
     
 ■意味
スキー板の上に立ったときの両足の間隔
  ■意味
上半身が前に出過ぎてる状態。身体の重心が中間ポジションより前寄りになる
 ■意味
腰または上半身が引けた状態。身体の重心が中間ポジションより後ろ寄りになる
 ■動作説明
スキー板に見立てた両手のひらで、軽く「トントン」とたたくしぐさをする。
 ■動作説明
左手の甲に右ひじをのせ、右手のひらを前に移動させる。
 ■動作説明
左手の甲に右ひじをのせ、右手のひらを後ろに移動させる。
 角付け  ズレ  エッジング
     
 ■意味
スキー板のエッジを雪面に食い込ませるためにスキー板の角を立てる
  ■意味
滑走スピードを抑えたいときに使われるテクニックの一つ。スキー板が進行方向と違う向きになった時にズレが発生し、スピードが落ちる
 ■意味
スキー板のエッジを雪面に食い込ませる動作
 ■動作説明
①スキー板に見立てるように両手を広げる。
②同時に両手のひらを傾ける。
  ■動作説明
スキー板に見立てた両手を軽く右へずらす。
 ■動作説明
両手をスキー板に見立てて、前後に軽く往復しながら雪面に食い込ませるようなしぐさをする。
 SAJ(全日本スキー連盟)  技術選
   
 ■意味
SKI ASSOCIATION OF JAPAN(全日本スキー連盟)の略称
国内のスキースポーツを統括する中央競技団体でもある
 ■意味
全日本スキー連盟が主催する技術スキーNo.1を競う国内最高峰の技術スキー大会
 ■動作説明
①右手の拳を握りしめる(英語指文字の ‘S’ )
②右手の拳を握りしめながら親指を横方向に立てる(英語指文字の ‘A’ )
③右手の拳を握りしめながら小指を立てて小指を下方向にぐるりと回す(英語指文字の ‘J’ )
 ■動作説明
①握った左手首上で、右手2本指「人指指、中指」を揃えて軽く2回たたく。
②開いた右手を上にあげ、右手を左手甲にぶつけるようにしてギュッと握る。
 指導員  準指導員  パトロール
     
 ■意味
スキー界の先達としてスキーの普及発展に取り組む人
SAJの公認資格の一つであり、指導員を受検するためには準指導員の資格を持っていなければならない
 ■意味
スキー界の先達としてスキーの普及発展に取り組む人
SAJの公認資格の一つであり、準指導員を受検するためには1級の資格を持っていなければならない
 ■意味
スキー場で怪我をした時に応急処置をする人、またはスキー場で事故防止などの安全対策に務める人
SAJの公認資格の一つであり、パトロールを受検するためには1級と日赤救急員の資格を持っていなければならない
 ■動作説明
①右手人差指を口元付近から手首を軸にして2回振りおろす。
②右手の親指と人差指で作った丸を左胸に当てる。
 ■動作説明
①左手親指に右親指を少しさげてつける。
②右手人差指を口元付近から手首を軸にして2回振りおろす。
③右手の親指と人差指で作った丸を左胸に当てる。
 ■動作説明
①両手の親指と人差指で十字架に見立てるように左右に動かす。
②続けて上下に動かす。
 検定  検定員  バッジテスト
     
  ■意味
SAJの検定は、バッジテストと資格検定の2つがある
 ■意味
バッジテストもしくは資格検定の合否判定(ジャッジ)を行う人
SAJの公認資格の一つであり、ランクに応じてA級からC級まである。検定員の資格を取得するには、準・指導員の資格を持っていなければならない
 ■意味
スキーの上手さを技術レベルに応じて5級から1級、テクニカルプライズ、クラウンプライズというふうにランク分けされている。バッジテスト検定によって、それぞれの技術レベルを認定する
 ■動作説明
右手2本指「人差指、中指」を同時に曲げ、目の前で軽く左右に動かす。
 ■動作説明
①右手2本指「人差指、中指」を同時に曲げ、目の前で軽く左右に動かす。
②右手の親指と人差指で作った丸を左胸に当てる。
 ■動作説明
①右手の親指と人差指で作った丸を左胸に当てる。
②親指を立てた両手を交互に上下させる。
 クラウンプライズ  テクニカルプライズ
   
 ■意味
スキーの技術レベルで言うと、最高のランク
クラウンを受検するためにはテクニカルを持っていなければならない
 ■意味
スキーの技術レベルで言うと、上から2番目のランク
テクニカルを受検するためには1級を持っていなければならない
 ■動作説明
「ゆ」の指文字で、軽くおでこに当てて「王冠」を表わすしぐさをする。
 ■動作説明
①左手首上で右手2本指「人差指、中指」を揃えて軽く2回たたく。
 上級  中級  初級
     
 ■意味
スキーの技術レベルでいうとバッジテスト1級程度以上
 ■意味
スキーの技術レベルでいうとバッジテスト2~3級程度
 ■意味
スキーの技術レベルでいうとバッジテスト4、5級程度
 ■動作説明
①親指と人差指を立てた右手の人差指で上を指さす。
②右手指先を前に向け、胸の高さで手のひらを下に向けて水平に右へ動かす。
 ■動作説明
①左手の親指と人差指と右人差指で「中」の字型を作る。
②右手指先を前に向け、胸の高さで手のひらを下に向けて水平に右へ動かす。
 ■動作説明
①右手のひらを下にして、上げると同時に人差指を残して4指を握る。
②右手指先を前に向け、胸の高さで手のひらを下に向けて水平に右へ動かす。
 スキー板(カービング)  スキー板(ノーマル)
   
 ■意味
スキー板の長さが短めでサイドカーブが深くなっており、ターンがしやすい
 ■意味
一世代昔のスキー板で、カービングスキー板よりもサイズが若干長めでサイドカーブも浅くなっている板
 ■動作説明
両手で「か」の指文字を作り、中央付近が狭くなるように上から下に向けて描く。
 ■動作説明
両手の親指と4指でスキー板に見立てるように上から下におろす。
 ゴンドラ  リフト券
   
 ■意味
一度に大勢のスキーヤー(定員4~8名)を運ぶ乗り物
 ■意味
リフトに搭乗するのに必要な搭乗券
 ■動作説明
球を持つように両手の指先を向かい合わせ、斜め上に移動させるしぐさをする。
 ■動作説明
①人差指と中指を立てた左手に右手2指を乗せ、斜め上に上げる。
②両手の親指と人差指で囲み、四角(券)を示す。